2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

戦略の本質

戦略も人がつくる以上、その人以上のものは作ることができないわけで、結局リーダーが長期的視野を持って明るい将来を語れるかどうかが戦略の本質になるのではないかと感じた。 p420人間は主体的にコンテクスト(文脈ないし脈絡)や状況を察知しその意味を言…

競争戦略論Ⅰ・Ⅱ

マイケルポーターの論文集。30年前に「five-force framework」を生み出し、今でも使われているのはやはり本質を突いているからだろう。1章競争要因が戦略を決めると2章戦略とは何かから抜粋 p33市場シェアをめぐる争いにおいては競争は競合企業という形…

ファシリテーション型リーダーシップが身につくスキル

内田君から借りた本、内田君ありがとう 合意形成に必要なものはTOCの理解ということかな。p67「誰もが安心できる場」をつくるためにポジションパワーに注意し威圧的にならないように注意しよう p92意思決定とコンセンサス 専制的 独断 意見を聞かずにリー…

チェンジ・ザ・ルール

まさに自分達が抱えている悩みと同じ。商品ではなくバリューを売るという発想にいかに肉付けしてその方向に組織として向かうことができるか。 p183「ということは、・・・いちばんの問題は自分たちだったということか」スコットが言った。 「どういう意味だ…

すべての情報は1冊の手帳にまとめなさい

「速記」型はやめて「キーワード」型に切り替える Pressure makes Diamonds Control your destiny or someone else will-ジャックウエルチすべての情報は1冊の手帳にまとめなさい作者: 蟹瀬誠一&「知的生産」向上委員会出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 200…

「見える化」仕事術

「見える化」といえば遠藤先生だなあ、でも石川さんだから面白いはず!と購入表紙裏のコメント「本書に挙げたスキルの多くは、すでにご存じのものばかりかもしれません。けれども、知っているのと使えるのとでは、天と地ほども違います。」は心から納得。結…

なぜ、オンリーワンを目指してはいけないのか?

p39何をやらなければならないかは、多くの会社は実はよく分かっている。しかし、それを「徹底」できないのが、ライバルに勝てない理由だ p45企業がやるべきことPD ①既存事業の業績向上②機会の追求③新規事業 企業として環境の変化に合わせて常に朝鮮し続け…

戦略プロフェッショナル  経営パワーの危機

20年近く前の話だけど決して古びていない。今読んでもまったく違和感がない。2冊とも一気に読んでしまった。つい一気に読んでしまい後から残るものがなければ意味はなく、自身の立場でマネジメントをしていかに組織を成長させていくか改めて考えること、…

アイデアのちから

「知の呪縛」というまとめかたがとても新鮮で納得度も大きかった。 p31「知の呪縛」−いったん何かを知ってしまったら、それを知らない状態がどんなものか、うまく想像できなくなる。知識に「呪い」をかけられるのだ。そうなると、自分の知識を他人と共有する…

ブルー・オーシャン戦略

目的に向かってフレームワークをきっちり提示しておりとても読みやすく、実行までの落とし込みが具体的にできるよう作りこまれた本。新戦略では「何を考えたらよいか」のところが一番難しく、いままで「ひらめき」の世界かと思っていたことが順序に沿って対…

1分間マネジャー

和田裕美さん紹介の本、昔からある本なので存在は知っていたが読んだことはなかった。物語形式となっており、振り仮名が昔風(彼女を「あのひと」みたいな)なのを除けば、かなり読みやすく、心に残る本だと思う。物語にすると記憶に「粘り」が出てくるので…

質問会議

うまくいくかはともかくとしても面白い試みが出来そうな気がする。もう少し色々考えて使い方を見つけたい 質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?作者: 清宮普美代出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/09/20メディア: 単行本(ソフトカバー)…

知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100

よくまとまっていると思う。会社の机の中に入れておくと重宝しそう。使い倒すように使いたい知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100作者: 永田豊志出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/11/29メディア: 単行本購入: 50人 クリック: 322回…

数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身につく本

「分かったつもり」の弊害ってものすごく大きいのにその認識が外からは出来ない。「思考の歩幅」という言葉がとても納得できた。他人の思考の歩幅を気にしながら話をすることを行動に取り入れてみたい p27実際に生徒に接して痛感したことは「人によって”分か…

黄金のブックガイド

小宮さん、和田さんお勧めのの致知出版社の本と酒井さんお勧めの専門書が気になった。とりあえず小宮さんお勧めの論語と修身の本を購入。酒井さんお勧めの「ゲーデル、エッシャ、バッハ−あるいは不思議の環」は高校時代、本屋で眺めてその厚さと内容にびびっ…

伝説の外資トップが説く リーダーの教科書

控えておきたい言葉が本当に沢山あった。もやもやと思っていることを活字におこしてくれた書物。改めて学ぶことの必要性、部下への関心の持ち方、コミュニケーションのとり方等について考えることの多い時間だった。p16サラリーマンとは会社に仕事をしにいく…

「経験知」を伝える技術

「経験知」とか「暗黙の知識」とかは、確かにそこにはあるのだがラベリングしていなかったため見過ごしていた。スキルともマインドとも違うものを「最も深い知恵−ディープスマート」と名付けその獲得から移転まで順を追って説明している。肝は学ぶこと、経験…

起きていることはすべて正しい

題名が良い!「はじめに」で触れられている通り、自己啓発書で技術論(再現性が高く、継続可能で、比較的早期から効果が現れ、長期に効果が持続するもの)に落とし込んでいる。このアプローチは始めてみたし、今までの勝間本の流れをみればたしかにありうる…