ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

実家に置いてあったのを持ってきた
読書の価値
私は人生のこの段階で、ただ読書のおかげで、一生を十回も経験したような気がする。それで優越感を感じるというのではない。そういうことではなく、地上で与えられた時間を有効に使っているという気がするのである。そして、あらゆる意味で、小さな閉鎖的な社会に生まれて、自ら望んだにせよ、望まないにせよ、その外の世界を実際に、あるいは書物を通じて知的に、見る機会のない人たちを気の毒に思う。人生についてどれだけ知ることができるだろう。知らずに終わることがどれほど多いだろう!
他人の旅路や業績、問題解決のための頭の使い方を思い浮かべて見ることほど、実際の経験に近いものはない。本はそれを可能にする。本は私たちの心を開いて、私たちの存在理由を考えさせ、最善を尽くすよう励まし、努力を怠ることは、私たちそれぞれにこの地上で与えられた時間を浪費するのに等しいことを悟らせる。
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ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫

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