国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法

読書力は訓練で伸ばせるが、成果が目に見えない
さらに大切なのは感動です。読書をして感動を得ているかどうかは、内容の読み取りよりもっと重要な点です。そして感動を強制すること(訓練すること)は事実上不可能といってもよいでしょう。・・・本を読むためには、少しばかりの我慢が必要です。特に名作といわれる書物を読むためには、少なからぬ我慢が必要な場合もあります。
読書が得意な子どもは、国語に限らず、他のすべての勉強において非常に有利になります。読書が好きであると、多くの本からさまざまな知識が、ひとりでに身につきます。
読書は、勉強面だけでなく、自ら新しくつくり出す創造力や、いざというときの判断力、相手を思いやったり場の空気を読んだりする心を養います。それは読書が「疑似体験」だからです。
6つの習慣①毎日十分間、家族全員で読書する②本は借りずに買う③名作全集をそろえる④読み聞かせをする⑤落語を聞く、映画を観る⑥教科書の音読をする