週刊東洋経済 2008.8.16 超速戦脳力を鍛える

野口悠紀雄小宮一慶、内田和成、本田直之など合併号のためか豪華な顔ぶれだが、一番衝撃的だったのが東レ経営研究所社長の佐々木常夫さん。本も出しているそうだがこの人は知らなかった。壮絶だが計画と効率追求でここまでできるという究極の見本だと思う。
佐々木流タイムマネジメントの極意
1.計画をまず先行
  2〜3年で職場は替わる
   年間、月次、日次ごとに計画を
  スケジュール表で時間予算を把握
   飛び込みの仕事で7割は飛ぶ。残り3割を確保するため「自分へのアポ」を活用
  仕事の優先順位を明確に
   重要な2割を達成すれば、仕事の8割はカバーできる
2.効率よく仕事をし、時間を節約せよ
  仕事は発生したその場で片付ける
   議事録は何をおいても当日中に、出張リポートは帰りの機内で書く
  締め切りの一週間〜3日前には完成させる
   単純作業ならすぐ提出。上司へのリポートなどはじっくり見直す
  仕事は拙速を旨とせよ
   あえて完璧を求めず、8割の出来でよしとする
  連絡は口頭より文書のほうが時間の節約
   上司とのコミュニケーションは必ず文書で
  仕事は最短コースで。先輩の仕事に学べ
   プアなイノベーションより優れたイミテーション

もうひとつ、2008年上期経済・経営書BEST100
面白そうな本

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